タイ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

タイ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

ワット・ポーなど多くの寺院を持つ仏教国タイ。香草を多く使うタイ料理やタイ式マッサージ、国技のムエタイなど数多くの魅力があります。そんなタイのWi-Fi事情について見ていきましょう。

無料Wi-Fiスポットの拡大が進むタイ

タイでは無料Wi-Fiスポットの拡大が行なわれており、2011年12月から公共機関の無料Wi-Fiが利用できるFree Public Wi-Fiサービスが導入されています。現在では、国鉄の駅やバスターミナル、県庁や警察署、観光地などの約二万か所もの公共施設に無料Wi-Fiスポットが設置されています。公共機関以外ではカフェなどの飲食店やショッピングセンターなどでも無料Wi-Fiが利用できるようになっています。2016年までは有料だったスターバックスのWi-Fiも無料で開放されるようになりました。ただし時間制限があるので、その点については注意が必要です。
現状、タイでは3G回線の普及率が高く、4G-LTEの高速回線を利用できる場所やサービスはまだ多くありません。継続した長時間接続や4G-LTE回線を希望する場合はレンタルWi-Fiを利用する方が良いでしょう。

公共施設で使える無料Wi-Fi

Free Public Wi-Fiによって、タイ全土のバスターミナル、国鉄の駅、警察、病院などの他、スワンナプーム国際空港、ドンムアン空港などの公共施設でも無料Wi-Fiが利用できるようになっています。ターミナル21などの観光地でも利用可能ですので、とくに街中ではあまり無料Wi-Fi探しに困ることはないでしょう。ただし無料Wi-Fiは利用者が多いと回線が混雑して、回線速度が低速化することがあるので動画など大きなデータの送受信や急ぎの調べ物には向きません。

無料Wi-Fiスポットサービス

Free Public Wi-Fiは公共施設や観光地での利用になるため、それらの無料Wi-Fiスポットから離れたときには通信が切断されます。無料Wi-Fiスポットの中でマップなど確認をして移動する程度なら問題ありませんが、移動中も常にインターネット接続やGPSマップを利用したい場合はSIMカードの購入や携帯プランの契約、レンタルWi-Fiなど自分用のネット回線が必要になります。どのような方法にするか、自分に合った方法を考えましょう。

通信で困ったらココ!無料Wi-Fiスポットの紹介

※文中の日本円価格表記は、1バーツ=3.21円(2017年2月13日現在のレート)で換算しています。

マクドナルド

海外で確実な無料Wi-Fiスポット探しならマクドナルド。メニュー注文でレシートを受け取る必要がありますが、他の飲食店と比較してメニューが格安なのが魅力です。選ぶメニューによっては、たったの9バーツ(約28.89円)で無料Wi-Fiが45分間利用できます。ただし、レシート受取後1時間以内に最初の接続設定をしないと無料Wi-Fiは利用できないので注意が必要です。9バーツのソフトクリーム(アイスコーン)を始め、種類が豊富なデザートやアイスメニューが安く頼めます。コーヒーは20バーツ~25バーツ(約64.20円~80.25円)で、フロートメニューも同じくらいの価格で楽しめます。サムライバーガーセット93バーツ(約298.53円)やスパイシーチキンテリヤキライス69バーツ(約221.49円)など、タイ限定メニューも豊富ですよ。

Coffee World

Coffee Worldはチェーン店が多く、大きなショッピングモールや街中ですぐみつけることができる無料Wi-Fiスポットです。価格は日本と同じくらいですが、コーヒーとワッフルが美味しく、冷房が完備されている快適なスペースとして日本人客からも人気があります。タイでのノマドワークを予定している人にもオススメですよ。メニュー価格としてはアメリカーノが75バーツ~105バーツ(約240.75円~337.05円)、フラッペが120バーツから150バーツ(約385.20円~481.50円)、ベリーソースのかかったワッフルも90バーツ(約288.90円)で楽しむことができます。サンドイッチや食事系のワッフルで軽食を摂るのも良いですし、ふわふわのワッフルとコーヒーでゆったりノマドワークもできますよ。

Cafe Amazon

実は日本にも進出しているCafe Amazon。店内は冷房がかかった快適な空間なので、パソコンなどを持ち込んでの長時間の作業にもオススメです。Amazonは国営のタイ石油公社という、タイ最大級の企業が経営しており、オリジナルコーヒーやエスプレッソ、ブラックコーヒーは50バーツ(約160.50円)、ホットの場合はさらにこの値段より10バーツ~15バーツ(約32.10円~48.15円)と価格も非常に安く設定されています。南国ならではの雰囲気のオシャレな店内なので、店内やテラスでコーヒーやカプチーノを飲みながらネットサーフィンするのも良いでしょう。ただし、回線の速度はそれほど早くないので、動画視聴などは難しいかもしれません。

Ronny’s New York Pizza

Ronny’s New York Pizzaはその名の通りニューヨーク風のピザのお店です。ピザやパスタがメインになっているので、タイ料理にちょっと飽きた人や、タイ料理は苦手という人にオススメです。無料Wi-Fiを使いながらピザやパスタでしっかり腹ごしらえしても良いでしょう。コーラなどの炭酸飲料は30バーツ(約96.30円)、パスタは145バーツ~240バーツ(約465.45円~770.40円)。ピザは299バーツ~459バーツ(約959.79円~1,473.39円)で注文できます。100バーツ~199バーツ(約321.00円~638.79円)のサラダやフライドポテト(約145円)などのサイドメニューも豊富。無料Wi-Fiの利用はできなくなりますが、無料で宅配も行なっているので現地の友人の家やホテルでのパーティー、飲み会に宅配してもらうこともできますよ。

TOM N TOMS COFFEE

TOM N TOMS COFFEEは韓国資本のカフェチェーン店です。電源が各席にあり、無料Wi-Fiも3時間たっぷり使うことができるので、タイでも学生や若いノマドワーカーが多くみられるお店です。Wi-Fi接続操作も簡単でパスワードの入力だけでネット利用ができます。アメリカーノが80バーツ(約256.80円)、紅茶は85バーツ(約272.85円)と価格もお手頃ですし、ドリンクメニューも豊富で紅茶の他にグリーンティーやジャスミンティーもありますよ。軽食もプレッツェルが80バーツ(約256.8円)から購入できます。分厚いハニートーストやガーリックバタートーストが120バーツ(約385.20円)で楽しむこともできます。ピザやサンドイッチなどもあるので、食事をしながら作業や端末でのインターネットが可能ですよ。

True Coffee

タイの大手通信会社が経営している、無料Wi-FiがしっかりつながるTrue Coffee。ハイセンスなインテリアとバリスタが淹れる本格コーヒーが人気のコーヒーショップです。無料Wi-Fiだけでなく電源も利用できるので長時間の作業にも向いています。ゆったりと広い空間で、静かに仕事や勉強するのにぴったりです。メニューも日本のスターバックスなどと比べると、低めの価格設定になっています。タイのカフェの中ではグレードが高い場所ですが、日本のカフェと比較すると十分安いと言えます。ドリンクは60バーツ~120バーツ(約192.60円~約385.20円)。屋台で売られているものと同じタイ風ミルクティーも60バーツ(約192.60円)で飲むことができますよ。

海外旅行者用プリペイドSIMカード~タイ編~

※文中の日本円価格表記は、1バーツ=3.21円(2017年2月13日現在のレート)で換算しています。

現地のSIMカードを使えば、お持ちのスマートフォンやタブレットを現地仕様に切り換えて使い続けることができます。通話(電話)が可能なSIMカードなら、現地の電話番号を持つこともできます。タイで使える旅行者向けのSIMカードのプランや価格についてチェックしてみましょう。いずれも4G-LTEの高速回線が利用できます。
なお、SIMカードの利用には、SIMロックのかかっていないスマートフォンやタブレット、Wi-Fiルーターが必要です。

AIS

AISはシェア率No.1のタイ最大手通信会社です。旅行者向けのSIMカードならTRAVELLER SIM 459BahtもしくはTRAVELLER SIM 299Bahtがオススメです。TRAVELLER SIM 459BahtはSIMカードが3枚入っており、7日間・3枚合計で459バーツ(約1,473.39円)です。3人別々にSIMカードを購入するよりお得に利用できるうえ、3人の間なら電話はかけ放題なので、とくにグループ旅行にぴったりです。TRAVELLER SIM 299Bahtは7日間で299バーツ(約959.79円)です。いずれも通信できるデータ容量は無制限ですが、前者は3人合計で通信データ量3GB、後者は同2.5GBを超えると通信速度がかなり落ちるので注意しましょう。

DTAC

AISに次いでタイで高いシェアを誇るDTAC。DTACのSIMカードを海外旅行で利用するなら、Happy Tourist SIM299・Happy Tourist SIM599がオススメです。Happy Tourist SIM299は7日間299バーツ(約959.79円)、Happy Tourist SIM599では15日間599バーツ(約1,922.79円)です。AIS社のSIMカードと同じく、前者はデータ量1.5GB、後者は4GBを超えると通信速度が落ちます。

TrueMove(旧TA Orange)

TrueMove(旧TA Orange)はタイ大手3社の中で最も早く4G-LTEへの対応を行なった通信会社です。TrueMoveのSIMカードを海外旅行で利用するなら、TOURIST SIM 49とTOURIST SIM 299を買うようにすると最初のチャージ(TOPUP)せずに使うことができます。TOURIST SIM 49では49バーツ(約157.29円)、TOURIST SIM 299では7日間299バーツ(約959.79円)で、それぞれ90MB、1.5GBまでなら4G-LTEの高速通信が利用できます。

レンタルWi-Fiのメリット・デメリット

観光地や公共施設など多くの場所で無料Wi-Fiが使えるタイ。飲食店のほとんどでも時間制限はあるものの無料Wi-Fiスポットが多くあります。そんなタイでの旅行にレンタルWi-Fiは必要になるのか、無料Wi-Fiだけを利用した場合と比べたときのレンタルWi-Fiのメリットとデメリットから見ていきましょう。

メリット

・自分専用の回線なので回線が混雑することなく快適に接続可能
・無料Wi-Fiスポットのエリアに縛られることなく、基本的にどこでも接続が途切れずに使える
・複数の接続先の登録やこまめな切り替え(繰り返しのログイン)が不要
・セキュリティがしっかりしているのでビジネス利用でも安心
・接続手順や使い方がわからなくても日本語での電話サポートが受けられる

デメリット

・レンタル費用や受取・返却の手間がかかる
・受取・宅配・返却などに手数料・送料が別途発生することがある
・利用日数でレンタル費用が決まるので使っていない間も料金が発生する
・スマホやタブレットだけでなく、レンタルWi-Fiの充電やバッテリー残量にも注意が必要
・常に持ち歩く必要があるため、荷物が少し増える

まとめ

タイで無料のWi-Fiスポットを利用する場合はレンタル費用の発生はしませんが、時間制限がかかる場所が多くあります。短時間利用したら再度繋ぎなおしやスポットの移動が必要になりますし、移動しながらの利用ならスポット探しに時間を割くこともあるでしょう。無料Wi-Fiはそのスポットから出たら接続が切れますし、専用回線でないため混雑することもあります。安全で快適に利用するなら、セキュリティがしっかりした個人用回線を使えるレンタルWi-Fiがオススメですよ。

その他のWi-Fi利用方法とレンタルWi-Fi利用の比較

海外ローミング

自分の携帯電話を日本と同じ感覚で使うことができますが、パケホーダイなどの定額プラン(1,980円~2,980円/日)はレンタルWi-Fiと比べて割高です。ソフトバンクの場合、25MBを超えると2,980円/日の定額プランになるため、データを多く利用する人は注意が必要です。

現地SIMカード

現地空港などで購入でき、前述のとおり7日間299バーツ(約960円)程度で利用できます。ただしショップによっては日本語での対応が難しいことや、対応するSIMロックフリー端末に制限があって現地で端末を別途購入することになる場合があります。現地の言葉に自信がない場合には難しいかもしれません。

まとめ

レンタルWi-Fiは、無料Wi-Fiと比較して接続切り替えや、混雑や移動での接続が途切れたり時間制限がかかったりすることがなく利用できます。また現地SIMカードと比べた場合は、現地の言葉や文字に難儀することがなく端末を自分で用意する手間を省くことができます。海外ローミングよりも安価に利用できます。リスクの少ない、安心で確実なインターネット接続を考えるのならレンタルWi-Fiがオススメです。