香港・マカオ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

香港・マカオ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

中国の特別行政区として、独自の発展を遂げている香港とマカオ。近い距離にあることから、よく周遊する旅行者も多い香港とマカオのWiFiはどうなっているのでしょうか?中国にある2つの特別行政区のWiFi事情を調べてみました。

中国とは違う?香港・マカオのWiFi事情

中国の特別行政区である香港・マカオですが、インターネットに関する環境は中国とは大きく異なります。とくに香港は90%以上のエリアで4G-LTE回線が利用可能となっています。一方マカオでは4G-LTEのインフラが始まったのは2015年で、現在も4G-LTEが利用できるエリアを拡大中です。まだインフラの整備が進んでいない場所では2Gの回線を利用しており、2023年ごろまでは2Gのエリアも残り続ける見込みです。中国でも都心などの一部で4G-LTEが利用できる一方で、まだ2Gなどの回線を利用している地域もありますので、ビジネス大国でもある香港が突出してネット環境のインフラを行なっているようです。
また香港・マカオでは中国政府の金盾政策が行なわれていないため、VPNを通さずに日本のページやアプリを利用することができますよ。

香港・マカオで使えるレンタルWiFi比較

公共施設で使える無料WiFi

香港、マカオとも多くの公共施設で無料WiFiが利用できるようになっています。香港では香港政府が提供するGovWiFi(香港政府WiFi通)を利用して公立図書館やフェリーターミナルなどの公共施設、公園等でのWiFi利用ができます。香港は政府が積極的に無料WiFiサービス(WiFi.HK)の普及を進めており、公共施設以外にも香港空港、コンビニ、マクドナルド、スターバックスなどあらゆる場所で無料WiFiサービスが利用可能です。マカオでも主な観光地や公共施設に対応したWiFi GOなどの無料WiFiスポットサービスが利用できます。
詳しい利用可能エリアは香港『GovWiFi』・マカオ『WiFi GO』の提供サイトからチェックしてみると良いでしょう。ただし、いずれの地域でも空港での接続の場合は、利用者が多くかなり回線が混雑しているため、接続はかなり不安定になる恐れがあります。

通信で困ったらココ!無料WiFiスポットの紹介

※文中の日本円価格表記は、HK$1:14.59円・1MOP(パタカ):13.84円(2017年2月13日現在のレート)で換算しています。

スターバックス コーヒー

香港にもマカオにもスターバックスコーヒーはあります。無料WiFiはレシートでSSIDやパスワードを受取ってから30分間利用できます。
メニューは、店舗によって価格が異なりますが、Coffee of the Day(本日のコーヒー)のTallサイズがHK$24(日本円:約350.16円)、Cafe AmericanoのTallサイズがHK$29(約423.11円)くらいです。いずれもTallサイズが一番小さいサイズとなっているので、日本国内の店舗と比べると価格高めで量も多くなります。なお、以前マカオのセナド広場にあったスターバックスのマカオ1号店は無くなっているため、セントポール教会跡などの他の店舗を利用すると良いでしょう。
中国や香港、マカオなど中華圏のスターバックスでは、毎年秋頃に人気の季節限定メニュー「月餅」が楽しめます。日本で販売されている月餅とは違って、可愛らしい見た目やコーヒーに合うフレーバーが魅力です。月餅は中国でギフトとして販売されるものなので、店舗でも箱入りで販売されています。旅行のお土産にもぴったりです。

マクドナルド

物価高めの香港・マカオで食事代を抑えたいなら、マクドナルドがおすすめです。レシートから接続情報を確認して無料WiFiを利用できます。こちらは60分の利用時間制限があります。
香港やマカオのメニューはチキンを使ったバーガーが多いです。他にもロブスタースープや、レッドビーンズパイなどオリジナルメニューも数多くありますよ。香港での価格はグリルチキンバーガーがHK$14.8(日本円:約215.93円)、ハムチーズバーガーがHK$8(約116.72円)、コーラなどのドリンク類がHK$5(約72.95円)です。マカオではフィッシュフィンガーがHK$12(約175.08円)、ビッグマックのセットがHK$28(約408.52円)程度で購入できますよ。日本の場合、ビッグマックセットは680円なので、マカオや香港の方が安く食べられることになります。

MOTT32(卅二公館)

香港で、オシャレに飲茶を食べるならMOTT32(卅二公館)がオススメです。インテリアがシンプルにまとまっているのでごちゃごちゃした印象を受けませんし、ハイセンスで写真映えするお店です。店内では無料WiFiが利用できますので、メニューやお店の写真を撮って、SNSやブログにアップするのも良いでしょう。グルメサイトでも人気のあるお店ですが、中でも叉焼(チャーシュー)は絶品です。しっかりと味が染み込んだ黒豚叉焼腸粉はHK$80(約1,167.20円)、パッと見るとメロンパンのようにも見える叉焼パンはHK$60(約875.40円)で楽しむことができますよ。その他、珍しい白身魚の春巻きがHK$75(約1,094.25円)など、なかなかに高価格なので無料WiFiだけでなく、香港グルメも楽しみたい人向きです。

バーガーキング

バーガーキングも香港では場所によりかなり価格が異なります。旅行客の多い観光地では高くなる傾向があるようで、有名観光地では1人分のセット料金が800円以上かかることもあります。場所によっては日本よりは安く利用できるところもありますが、あまり安値を期待はできないでしょう。価格例を挙げると、ワッパーセットがHK$43(約627.37円)、スーパーバリューは単品だとHK$18~HK$29(約262.62~423.11円)となっています。MTRで少し移動すれば、価格が安くなることもありますし、とくに長期滞在するなら安いお店を探してみてもいいでしょう。

Little Bao(リトル・バオ)

強力粉やイーストから作られたもちもちの中華まん生地、包(バオ)に色んなものを挟んだ料理が楽しめる飲食店です。たとえば、紹興酒に漬け込んだ貝料理、酔っ払い貝がHK$138(日本円:約2,013.42円)、四川風のフライドチキンバオがHK$78(約1,138.02円)、アイスを挟んだスイーツバオはHK$48(約700.32円)などとなっています。その他、カクテルやビールも頼めるので、夜Little Baoで飲みながら無料WiFiでその日の観光や食べ歩きのブログを編集したり、SNSに投稿したりすることも可能です。行列のできる人気店なので、人が少なくなる遅い時間か18時の開店時間に合わせて行くと良いでしょう。

佛笑樓3(ファッシウラウ3)

佛笑樓は、多国籍な食文化が融合したマカオ料理を楽しむことができる1903年創業の老舗料理店です。ポルトガルの統治を受けていたマカオの料理は、ポルトガル料理にさまざまな国の要素が加わったものになっており、コリアンダーなどのスパイスを使った料理や、タラやイワシといった魚介、ジャガイモなどを使った素朴な料理が多くあります。とくにスパイシーなカレーとマイルドなココナッツのソースがかかったアフリカンチキンは日本人にも人気のメニューです。この佛笑樓の系列店舗である佛笑樓3は店内で無料WiFiが利用できるので、その場で撮った料理写真をブログやアップすることもできますよ。アフリカンチキンは220パタカ(日本円:約3,044.8円)、イワシの炭火焼きは165パタカ(約2,283.6円)です。

以上が香港やマカオで使える無料WiFiスポットです。ですが使いたい時に近くにWiFiスポットがあるとは限らないので、香港やマカオに旅行に行く際にはレンタルWiFiの利用がおすすめです。

香港・マカオで使えるレンタルWiFi比較

海外旅行者用プリペイドSIMカード~香港・マカオ編~

※文中の日本円価格表記は、HK$1=14.59円・1MOP(パタカ)=13.84円(2017年2月13日現在のレート)で換算しています。

マカオと香港の主な通信会社は中国大手の2社と、香港、マカオの専門通信局各1社ずつの5社となっています。各社のSIMカードやプランについて見ていきましょう。香港ドルはそのままマカオでも使えるので、SIMを購入する際にも両替することなく購入が可能です。
なお、SIMカードの利用には、SIMロックのかかっていないスマートフォンやタブレット、WiFiルーターが必要です。

数碼通電訊(スマートーン・テレコミュニケーションズ)

数碼通電訊は、中国の大手通信会社です。データ通信のみのSIMカードが、3日間500MBまでの利用ならHK$48(約700.32円)、7日間1GBまでの利用ならHK$118(約1721.62円)となります。3Gにも4G-LTEにも対応しており、テザリングも可能なので、複数人でも利用できます。

和記電訊(ハチソン・テレコミュニケーションズ)

和記電訊は、香港で初めて4G-LTEのサービスを開始した大手通信会社です。4G-LTEのSIM価格は2日プランHK$38(約554.42円)で500MB(2.5GBにアップ可能)、7日プランがHK$88(約1,283.92円)で1GB(3.5GBへアップ可能)、14日プランがHK$168(約2,451.12円)で3GB(5GBへアップ可能)です。データパッケージや4G/3Gなどのプランや利用可能データ量で金額が異なりますので購入サイトから確認してみましょう。

香港電訊(PCCW-HKT)

香港電訊は香港の香港移動電訊(CSL)を買収し、合併した通信会社です。ツーリストSIMカードの価格は、3G回線なら5日間でHK$88(約1283.92円)の1.5GB、4G・3G回線で8日間HK$118(約1,721.62円)の5GBプランがあります。8日間プランはマカオでのデータローミングにも対応しています。

澳門電訊(CTM・マカオテレホンカンパニー)

CTMはマカオのモバイルシェア率において44%を占有する(2014年時点)大手通信会社です。SIMカードの価格は、2日プランで100パタカ(約1,384円)、7日プランで200パタカ(約2,768円)です。それぞれデータ通信量が1GB、2GBを超えると、通信速度が落ちるので注意が必要です。マカオでのみ利用可能です。

現地のSIMを利用するにはSIMロックフリーのスマホが必要になります。自分のスマホがSIMロックフリーか分からない、確実にインターネットを使えるようにしたいという場合には、レンタルWiFiの利用がおすすめです。

香港・マカオで使えるレンタルWiFi比較

レンタルWiFiのメリット・デメリット

香港・マカオは日本と比べるとかなり無料WiFiが発達しており、多くの場所で政府の無料WiFiが利用できます。香港・マカオでレンタルWiFiは必要なのか、無料WiFiの利用と比較した場合のメリット・デメリットを通して考えてみましょう。

メリット

・自分専用の回線なので回線が混雑することなく快適に接続可能
・無料WiFiスポットのエリアに縛られることなく、基本的にどこでも接続が途切れずに使える
・複数の接続先の登録やこまめな切り替え(繰り返しのログイン)が不要
・セキュリティがしっかりしているのでビジネス利用でも安心
・接続手順や使い方がわからなくても日本語での電話サポートが受けられる

デメリット

・レンタル費用や受取・返却の手間がかかる
・受取・宅配・返却などに手数料・送料が別途発生することがある
・利用日数でレンタル費用が決まるので使っていない間も料金が発生する
・スマホやタブレットだけでなく、レンタルWiFiの充電やバッテリー残量にも注意が必要
・常に持ち歩く必要があるため、荷物が少し増える

その他のWiFi利用方法とレンタルWiFi利用の比較

海外ローミング

3大キャリアが提供している1,980円~2,980円/日の定額プランは、レンタルWiFiはもちろん、現地のSIMカードの利用と比べても割高です。とくに1,980円だけで1日過ごそうと思うと25MBほどしかデータ通信することができません。とくにデータを多く利用する人は注意が必要です。レンタルWiFiの方が手間はかかりますが、その手間をかけるだけの価値はあるでしょう。

現地SIMカード

現地空港などで購入でき、対応SIMロックフリー端末があればかなり安く長期利用できます。ただしショップによっては日本語での対応が難しいことや、対応するSIMロックフリー端末に制限があって端末を別途購入することになるなどの懸念点があります。SIMカードについての知識や現地の言葉に自信がない場合には難しいかもしれません。

まとめ

無料WiFiは利用者が多いと回線がかなり混雑します。香港空港など利用者が多い場所では快適なインターネット接続が難しいこともあるでしょう。ときどき調べ物をするだけだったり、一人旅で同行者と連絡を取る必要がなかったりするなら現地の無料WiFiだけでも十分かもしれませんが、常にインターネットにつながっていた方が良い人や自由に制限なくLINEやSNS、メールなどを使えるようにしておきたい人は、確実に快適な通信環境を確保できるレンタルWiFiの利用がおすすめです。

香港・マカオで使えるレンタルWiFi比較