アメリカ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

アメリカ旅行にWiFiは必要?レンタル前に確認しよう!

広大な土地を持つアメリカ。数多くある観光地を回る人や、最先端の学問や英語を学ぶために留学する人、世界中に影響を与える経済大国で働くために出張・移住する人など、その目的はさまざまです。そんな渡航者にとってのアメリカのWi-Fiはどうなっているのか見てみましょう。

アメリカのネットは遅い?現在のアメリカWi-Fi事情

先進国でもあるアメリカですが、国土が広く3G回線は十分には普及しませんでした。しかし、現在はとくに都市部で4G-LTE回線の普及が進んでおり、無料Wi-Fiスポットも数多く設置されています。日本の一般的な回線速度や価格と比較すると、速度や契約価格という点ではまだ日本の方が快適ですが、ここ10年の間に大幅に改善されています。通信速度も向上しており、上がり・下りともに25Mbps程度の速度で利用できる場所もあります。チェーン店などの無料Wi-Fiスポットは数多くあるので、速度や高い安全性(データセキュリティ)を求めないなら旅行中は無料Wi-Fiだけで過ごすこともできるでしょう。動画視聴を楽しみたい人や常に快適にネットに接続したい人、クレジットカードを使った買い物や個人情報のやりとりを行なう人などは、レンタルWi-Fiなどを活用する方が良いでしょう。

公共施設で使える無料Wi-Fi

日本からアメリカへ渡航する際に使われるほとんどの主要空港では無料Wi-Fiを利用することが可能です。空港内で設定すればすぐに利用できます。また空港から出た後もカフェやファーストフード店、図書館などの公共施設で無料Wi-Fiを利用することができますよ。ほとんどの飲食店・ホテルに完備されていて、接続先・パスワードをスタッフに確認して接続することが可能です。移動しながら利用するのは難しいですが、無料Wi-Fiスポットを渡り歩いてネットを使う分には問題ないでしょう。

無料Wi-Fiスポットサービス

台湾や韓国などと異なり、アメリカには国や州などによる無料Wi-Fiスポットのサービスはありません。マップなどの確認をして移動する程度なら問題ありませんが、移動中も常にインターネット接続やGPSマップを利用する場合はWi-Fiスポットが変わるたびに、設定の切り換えが必要になるため、煩わしさを感じることが増えてしまうでしょう。SIMカードの購入や携帯プランの契約、レンタルWi-Fiなど自分用にネット回線を用意すれば、こうした問題は解消されます。アメリカでの滞在期間やプランの利用可能容量、料金などから、どちらを利用するか考えてみましょう。

通信で困ったらココ!無料Wi-Fiスポットの紹介

※文中の日本円価格表記は、1ドル=113.19円(2017年2月10日現在のレート)で換算しています。

スターバックス コーヒー

アメリカ旅行中、トイレや無料Wi-Fi環境に困ったらスターバックスの看板を探しましょう。ぐるりと周囲を見渡すと大体の街でスターバックスが見つかるほどアメリカにはスターバックスが多くあります。公衆トイレのないアメリカにおいて、旅行客にとってのトイレ休憩の場所としても重要な場所になっています。また、コーヒーの価格が日本よりもずっと安く、トールサイズで頼んでも1.8$(日本円:約203.74円)で購入ができます。コーヒーと種類豊富なサンドイッチを頼んで、休憩や無料Wi-Fiをのんびり利用するのも良いでしょう。ただし、フラペチーノなどは日本と価格があまり変わりません。コットンキャンデー(わたあめ)フラペチーノ、キャラメルブリュレラテなどアメリカ限定メニューも多くありますが、アメリカではそれよりもベーシックなコーヒーを安く手軽に飲める場所として人気な様子です。

マクドナルド

スターバックス同様、無料Wi-Fiを探すときにオススメなのがマクドナルドです。ボリュームのあるバーガーやドリンクなどがかなり安いので、食事代を抑えたいバックパッカーや留学生にもオススメです。アメリカのマクドナルドの場合、Sサイズドリンクが日本のMサイズドリンクよりも大きいサイズで提供されています。しかもそれが飲み放題なので、無料Wi-Fi目的に長居することも可能です。またバーガー類もかなり大きく、通常のハンバーガーもビーフパティ2枚などボリュームがあります。プレミアムコーヒーが1$(約113.19円)など1$マックメニューも豊富です。限定メニューにはベーグルサンドや、パンとホットケーキ2枚ずつにソーセージやベーコン、卵などボリュームがある「朝マック」もあります。また店舗が多いので、行く先々のマクドナルドで食事と無料Wi-Fiを済ませば、費用をかなり安く抑えた旅ができるでしょう。

Dunkin’ Donuts

大手ドーナッツショップのDunkin’ Donuts。日本では米軍基地でしか見られなくなりましたが、アメリカ本国には多くの店舗があります。無料Wi-Fiを利用しながら、コーヒーとドーナッツでおやつタイムはいかがでしょうか。タイミングが良ければ、カラフルで甘いドーナッツが6個で3$(約339.57円)など、大サービスのキャンペーンをしていることもあります。カットしてもらえるので大きなドーナッツも食べやすいですよ。ドリンクについてもかなり安く、アイスティー2.19$(約247.89円)、コーヒーについては1$(約113.19円)以下でのキャンペーンもよく行なわれています。ドーナッツ片手に、ゆっくりネットサーフィンするのも良いでしょう。

Panera Bread

Panera Breadは、新鮮な食材と野菜がしっかり取れることで人気のチェーンのパン店です。ニューヨークなどに店舗があります。「アメリカでも健康的な食事がしたい!」という人にオススメですよ。同店のサラダには、新鮮な野菜がたっぷり。リンゴやナッツなども入っていて栄養価が高いです。サラダメニューは5.69$(約644.05円)~8.59$(約972.30円)、コーヒーは1.89$(約213.93円)~2.25$(約254.68円)で購入できます。ベーグルやサンドウィッチ、パスタもあるので、しっかりした朝ご飯やブランチにもオススメ。サイドメニューのオーダーではペストリーが安くなるなど割引もあるので、上手く選んでお得に食事ができますよ。

Paradocs Coffee And Tea (ロサンゼルス)

Paradocs Coffee And Teaはコーヒーにこだわりを持つ喫茶店。店内にはジャズが流れ、ゆっくり読書したい人や一息つきたい人にオススメできる落ち着いた雰囲気の場所になっています。ロサンゼルスの観光中に美味しいコーヒーと無料Wi-Fiが必要になったら、行ってみてはいかがでしょうか。価格もお手頃で、こだわりのハンドドリップコーヒーが2.75$(約311.27円)、アメリカーノは2.50$(約282.98円)で楽しむことができますよ。エッグサンドイッチやクロワッサンなどのパンやペストリーなどを一緒に頼むのも良いでしょう。また、珍しいことにParadocs Coffee And Teaでは抹茶ラテや、抹茶も楽しめます。アメリカでちょっと日本が恋しくなったときにもオススメです。

Eblik Coffee Room

アメリカでトルココーヒーが飲める店、Eblik Coffee Room。アトランタにある、軽食と本格的なトルココーヒーを扱っているお店です。駐車場がすぐ一杯になってしまう小さなお店ですので、車は使わず、ダウンタウンの近くでの観光や散策中に利用すると良いでしょう。アトランタでエスプレッソやカフェラテなど美味しいコーヒーが飲みたくなったなら要チェックですよ。スタッフの親しみやすさも人気のお店ですから、英語での会話ができるならより楽しめることでしょう。本格的なトルココーヒーで占いをしてみるのもオススメです。アメリカーノは2.5$(約282.98円)~3$(約339.57円)、エスプレッソは2.5$(約282.98円)、カフェラテは3$(約339.57円)~3.5$(約396.17円)で楽しむことができますよ。

海外旅行者用プリペイドSIMカード~アメリカ編~

※文中の日本円価格表記は、1ドル=113.19円(2017年2月10日現在のレート)で換算しています。

プリペイドSIMは長期利用や月に何度も渡航するリピーターにとくにオススメです。アメリカ国内の各業者のプランや価格を見てみましょう。なお、SIMカードの利用には、SIMロックのかかっていないスマートフォンやタブレット、Wi-Fiルーターが必要です。

AT&T GoPhone

AT&Tはアメリカの大手通信会社で、アメリカ全土をカバーする広い接続エリアを誇ります。同社のSIMカードの契約には、1日契約のデイプランと1ヶ月契約のマンスリープランがあります。
デイプランは1日あたり2$(約226.38円)の利用料の支払いに加えて、データパッケージ100MBあたり1$(約113.19円)を必要なだけ購入することで利用できます。
マンスリープランには、60$(8GB)プラン(約6,791.40円)、45$(4GB)プラン(約5,093.55円)の2つがあります。またデイプランと同様に1ヶ月あたり30$(約3,395.70円)の利用料で、別途5$(約565.95円)/250MBのデータパッケージを必要なだけ購入してデータ通信を行なうこともできます。

Zip SIM(Ready SIM)

Zip SIMは日本からも手に入れることが可能なSIMカードです。2016年にReady SIMからZip SIMへと名前を変更しているので、Ready SIMの名前で知っている人もいるかもしれません。
データ通信のみのプランには有効期間が2種類あり、14日間のプランと30日間のプランがあります。前者は500MBで15$(約1,697.85円)または1GBで25$(約2,829.75円)、後者は、2GBで40$(約4,527.60円)にて利用が可能です。
電話での通話も可能なプランは4種類あり、7日・500MBで25$(約2829.75円)、14日・1GBで35$(約3,961.65円)、21日・1.5GBで45$(約5,093.55円)、30日・2GBで55$(約6,225.45円)となります。電話はアメリカ国内のみのかけ放題となり、国際電話のためには、別途追加で5~20$(約565.95~2263.8円)が必要になります。

H2O Wireless

H2O Wireless はAT&TのMVNOなので、同社のSIMカードなら格安でAT&Tの広い通信範囲が利用できます。こちらも日本から簡単に入手できます。
プランは大きく2つに分類することができます。1ヶ月契約のMonthly Unlimitedプランと、最初に支払った額の範囲内でいろいろな使い方ができるPay As You Goプランです。このPay As You Goプランが同社の特徴的なプランとなっています。
Monthly Unlimitedプランには、データ容量3GBで30$(約3,395.7円)、8GBで40$(約4,527.6円)、10GBで50$(約5,659.5円)、12GBで60$(約6,791.4円)の4種類があります。いずれも20$(約2263.8円)ないしは10$(約1,131.9円)分の無料通話(国際電話)が含まれています。
Pay As You Goプランは5種類あります。30日契約の25$(約2,829.75円)プラン、90日契約の10$(約1,131.9円)・20$(約2263.8円)・30$(約3,395.7円)の3プラン、1年契約の100$(約11,319円)プランです。いずれも額面の範囲内で、自由に電話やメール、データ通信が利用できるのが特徴です。

レンタルWi-Fiのメリット・デメリット

時差やフライト時間の差も大きなアメリカですが、無料Wi-Fiだけを利用する場合と日本の業者のレンタルWi-Fiを利用する場合を比べたときの、メリット・デメリットを見てみましょう。

メリット

・自分専用の回線なので回線が混雑することなく快適に接続可能
・無料Wi-Fiスポットのエリアに縛られることなく、基本的にどこでも接続が途切れずに使える
・複数の接続先の登録やこまめな切り替え(繰り返しのログイン)が不要
・セキュリティがしっかりしているのでビジネス利用でも安心
・接続手順や使い方がわからなくても日本語での電話サポートが受けられる

デメリット

・レンタル費用や受取・返却の手間がかかる
・受取・宅配・返却などに手数料・送料が別途発生することがある
・利用日数でレンタル費用が決まるので使っていない間も料金が発生する
・スマホやタブレットだけでなく、レンタルWi-Fiの充電やバッテリー残量にも注意が必要
・常に持ち歩く必要があるため、荷物が少し増える
・日本時間を基準とした日数でのレンタル費用が発生するのでフライト中など使ってない間も料金が発生する

まとめ
レンタルWi-Fiは、無料Wi-Fiと異なり、スポットから出ても接続状態を保つことができます。また日本からの持ち込みなので、現地での対応端末の調達やプラン契約が不要です。すべてセットでレンタルでき、決まった容量まで利用が可能です。フライト時間中も料金が発生するというデメリットはありますが、現地で安心して快適に利用できる点はそれにも代えがたいメリットだと言えます。どくに初めての土地での短期間の旅行なら、レンタルWi-Fiの方がおすすめです。

その他のWi-Fi利用方法とレンタルWi-Fi利用の比較

海外ローミング

自分の携帯電話を日本と同じ感覚で使うことができますが、1日あたり1,980円~2,980円といったように費用は割高です。データの通信料が25MB(SoftBankの場合。au、docomoは24.4MB)を超えると2,980円になりますが、25MBは決して大きな容量ではないので注意して使う必要があるでしょう。一方、レンタルWi-Fiなら、たとえばイモトのWiFiの場合4G-LTEでも1,580円で1日借りられます。
ただし、SoftBankの端末をご利用であれば、同社の「アメリカ放題」(無料)サービスを利用することができます。データ通信やアメリカ国内での通話はもちろん、日本との電話も無料です。

現地SIMカード

現地空港などで購入でき、対応SIMロックフリー端末があればかなり安く長期利用できます。ただしショップによっては日本語での対応が難しいことや、対応するSIMロックフリー端末に制限があって端末を別途購入することになる場合があります。現地の言葉に自信がない場合やSIMカードについての知識がない場合には、利用は難しいかもしれません。

まとめ

アメリカでの利用においては、長期の利用や月に何度か渡航することを予定していてSIMロックフリーの対応端末を持っているならSIMカードを利用する方が安くなります。また、それほどインターネットを利用しないなら、海外ローミング(定額の海外データ1dayプランや使い放題プラン)も良いでしょう。それに当てはまらないなら、レンタルWi-Fiの方が安く安心快適なネット環境を利用することができますよ。